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■アルティジャーノと呼ばれるミラノの工房クリエーター
artigiano/アルティジャーノは職人、手職人をさすイタリア語で、仏語のアルチザンに当たります。
一般的には芸術性よりも技術力に長けた職人をさし、事実、イタリアには優秀な手仕事の職人が多くいます。彼等の存在については、イタリアのモダンデザインの優秀さを語る
際にも、それを助ける社会的・文化的重要なバックボーンとしてしばしば言及されるところです。
ただしコンパッソ・ミラノにおいて紹介するアルティジャーノはそれらの人たち(いわゆるクラフトマン、モデラー)とは性格を異にします。
それはミラノはご存知のとおりデザイン大国イタリアの中でも世界中からクリエーティブな才能が集まった街です。しかしイタリアの企業は内部にデザイナーを抱えることはごくまれで、
そのため彼等の多くは一定のキャリアを積むと自分のスタジオをもつようになります。結果、ミラノには本来の職人による工房に加え、デザイナー・アーチストによるクリエーティブな
工房が数多く存在するのです。
そういう中でもコンパッソ・ミラノが扱うのは、クライアントからの請負仕事よりも自分のブランドでのもの作りを中心とする人、自らの手仕事にこだわりをもった作品を制作する
人などです。つまりクラフト力もそなえ、自分のブランドで良質なオリジナル作品を作って頑張っているデザイナーやアーチストであるクリエーターです。
ひとり一人の規模は小さいため日本ではほとんど知られていませんが、ミラノのデザイン界において彼等の果たす役割やそのクオリティーは正にもうひとつのミラノブランドと言えるでしょう。
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